認知資源を増やそう:スラックを獲得してトンネリングを抜け出す
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
- 作者: 中島聡
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2016/06/08
- メディア: Kindle版
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読んだ。
最近読書を始めた。始めたというか、車通勤で往復2時間拘束されるので、音楽やラジオ聞くのもいいけど知識を仕入れたいな~って考えたら車通勤の時間は必然的に聞く読書の時間になった。
この本に何かを求めて読み始めたわけではない。
だって別に今の仕事は終わる終わらないっていう仕事ではないから。
今の仕事は前職と同じ小売業。だけど前職ように死ぬほどの作業量とクソ長勤務時間を求められる職場ではなくなったので、気持ち的には老後のおじいちゃんの店番みたいな職場だ。
勤務時間中は必ず拘束されるけどそれは最低限の8時間+休憩時間1時間の9時間だし、責任感も何も無くなり、周りより自分の事の方が大事になった俺は必ず定時で上がる。
仕事が残っても定時で上がる。というか終わらないほどの作業量じゃないからね、終わるし帰れる。
そういう気持ちで仕事してるし、会社や上司から与えられた責任とか目標は全部無視してるので、仕事が終わらないという事はない。必ず終わって帰る。
だけど心のどこかで「これは楽だが死んでるのと同じじゃない?このままでいいのか??」ってモヤモヤがどうしても消えなかったから、色んな本を読み始めたんだと思う。仕事したいらしいな、俺はな。
この本は、過去にある程度バリバリ働いたという自負がある俺が、常々こうだよな~って考えてた事を余すとこなく言語化してくれている。
俺は前職ではバリバリ働いた。体も精神も病みながら働いた。
体壊した時、ちょっと病んで泣いた時、少し休んでいる時、この働き方は全然正しくないよなって常に考えていた。
だから転職して無理しなくて済むようになったんだけど、転職先が100%理想の職場かっていったらそんな事はないんだよね。
働くって事はお金を得る事も大事だけど、人生の大半をその仕事に費やすわけだから、楽しくて楽しくてしょうがない仕事をする事が正しい。それが圧倒的に正しい。
どうやればそんな仕事に出会えるの?
体を壊さないで、病まないで、成果を出すにはどうすりゃいいの?
で、タイトルに戻る。
スラックを獲得してトンネリングを抜け出して、認知資源を増やすんだよ!
まあ詳しい事は本書を読んでね。
アマゾンプライム会員ならタダで読めるよ。
目から鱗というか、溜飲が下がるというか、頭の中は「なるほど~!」で満たされる良書だった。
この本を読んだからって何かが変わるわけないだろって思うじゃん?
でも現に、俺はブログの更新ができた。仕事は終わるんです。
なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である
- 作者: 中島聡
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2016/06/08
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